知っておきたいクラウド型のPOSシステム導入前の準備や注意点

POSシステムは物品販売の売り上げ実績を詳細に記録することで、在庫管理や商品分析、顧客分析が可能となり、サービスの改善に繋げることが出来る優れたシステムです。従来型のシステムでは、インターネット回線を引いて店舗内に配線する必要があったことから、コンセントの位置やケーブルの扱いに頭を悩ます方もいらっしゃったでしょう。ところがクラウド型の場合はインターネットに繋がれる環境さえあればWiFiや無線LAN、Bluetoothなどを使ってデータのやり取りができるため非常に便利で、悩ましいケーブルやコンセントの配置に困る必要もありません。手持ちのスマホやタブレットなどを使って端末にすることも出来るので導入コストが低く抑えられるのもメリットです。

導入前に確認しておくべきこととは

クラウド型に限らずPOSシステムを導入するに当たってはインターネットに繋がれることが絶対条件です。現代のシステムは光回線を使うのが通例なので、マンションなどの物件で運用したい場合などで、建物自体に光回線が来ていないと利用することが出来ません。物件で光回線が使えるかどうかきちんと調べておく必要があるでしょう。回線関係の契約は申し込んですぐに利用できない場合もあるため、余裕をもってチェックすることが重要です。無線LANやWiFiを使えばケーブルやコンセントの問題に悩むことはありませんが、建物の状態によっては無線では電波状態が悪いエリアであることも考えられます。そのような場合には有線という選択肢も入ってきますので、きちんと活用できるかどうかをチェックする必要があります。

POSシステムには商品のマーキングが不可欠

従来型、クラウド型に関わらず、POSシステムを導入する場合には、商品のマーキングが不可欠です。生産過程で印字やシール張りによってマーキングが施されたものを「ソースマーキング」と呼んでいます。バーコードなどがこれに当たります。一方販売店舗内で印字やシール張りによってマーキングを行うものを「インストアマーキング」と言います。導入前にいずれかの方法によって、商品にマーキングを施すシステムを構築しておくことが必要です。物品を販売するのではない飲食店などの場合は、注文データを各テーブルでインプットするいわゆるウェイターシステムを導入するための、提供メニューの洗い出しなどが必要になってきます。ウェイターシステムで受けた注文は、複数の調理場所で即時にプリントアウトすることもできるため、どのようなメニューのデータをどんな場所に流すのかと言った動線の洗い出しも必要になるでしょう。